企業が労働者へ実施する定期的な健康診断において、脳・心臓疾患に関連する一定の項目について、異常の所見があると診断された場合に受ける二次健康診断です。受診者が費用を負担することなく、受けることができます。

労災二次健診を受けられる要件

一次健康診断の結果、血圧検査、血中脂質検査、血糖検査、腹囲又はBMI測定の、全ての項目について異常の所見があると診断された方が対象となります。

但し、以下に該当される方は対象外となります。

• 一次健康診断又はその他の機械で、医師により脳・心臓疾患の症状を有すると診断された方
• 労災保険特別加入者の方

二次健康診断の検査項目

健診種類	検査項目
労災二次健康診断	空腹時血中脂質検査 空腹時血糖値検査 ヘモグロビンA1c（一次健診で受信した方は除きます。） 負荷心電図検査又は胸部超音波検査のいずれか一方 頸部超音波検査 微量アルブミン尿検査

特定保健指導

労災二次健康診断を受信された方は、その結果に基づき、脳・心臓疾患の発症の予防を図るため、医師又は保健師の面接により行われる保健指導を受けることができます。具体的には、栄養指導・運動指導・生活指導といった内容の指導を致します。